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食品製造業で話題の高精度AI画像判定を社内で手軽に検証可能

YE DIGITALのAI画像判定サービス・オンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」、大塚商会より4月から提供開始

2021年04月08日

IoTによるビジネス変革を推進している株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区、代表取締役社長:遠藤直人、以下、YE DIGITAL)の、2020年10月に発売したAI画像判定サービスのオンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」が、2021年4月より株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司、以下、大塚商会)から提供を開始されることとなりました。
 

 

大塚商会様における取り扱いについて

大塚商会様では近年、AI・IoT技術の普及に伴い、最新の技術を用いて、お客様の現場の作業負荷軽減や生産性向上の支援にも力を注いでいらっしゃいます。今回、食品製造業で導入が活発なAI画像判定サービスの取り扱いに向け、YE DIGITALから画像判定モデル作成のAIアプリケーションの提供を受け、豊富な実績・高信頼性の株式会社 日本HP社のワークステーション「HP Z4 G4 Workstation」に搭載した「MMEye Box」を販売します。さらに同社のAI・IoTサポート課が技術窓口として支援する体制もとられており、安心してお使いいただけます。
 

AI画像判定サービス「MMEye」について

「MMEye」はAI機械学習を用いた画像判定サービス。クラウドでの判定モデルの作成から、現場実行環境(エッジPC)までをセットにして提供しており、自社での構築作業不要でお使いいただけます。2018年末に提供を開始して以来、製品の形状や合格品の判定基準が画一ではなく、製品検査を人手に頼らざるを得なかった製造業で注目を浴び、使いやすさと高い判定精度で好評を得ています。YE DIGITALと関連会社である安川グループとの連携で、ロボット等による排出機構までのご提案が可能。全自動化を見据えるお客様を、お客様の検討段階に合わせ、フルサポートすることができます。

オンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」がお客様に提供する価値

「MMEye Box」は、AI画像判定サービス「MMEye」判別モデル作成AIエンジンをオンプレミス(※1)で提供するパッケージです。これにより、お客様は自社の研究所や工場などで、オンプレミスで「MMEye」のAIエンジンを用いた検証を自由に行えます。クラウドサービスと違い、モデル作成回数に上限がなく、またAIパラメータのチューニングが可能であるため、社内で様々な検討を思う存分行っていただくことができます。また、社外には知られたくない新たなチャレンジも、自社環境に閉じたオンプレミスパッケージなら安心です。
YE DIGITALは高精度で使いやすいこのAI画像判定サービスをより多くの方に知っていただき、幅広い現場の課題解決に寄与することを目的に、販路の拡大を進めております。今回の大塚商会様との協業により、AI×IoTでスマートファクトリーの実現やDXの推進を通じ、生産性向上・不良発生抑制による製造ロスの削減・人手不足解消・働き方改革促進といった新たな価値創出に繋がることに期待しています。
 
  • ※1 サーバやソフトウェアなどの情報システムを、使用者が管理している施設の構内に機器を設置して運用することを指します。「オンプレ」と略されることもあるほか、「自社運用」とも呼ばれます。