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コロナ禍で約10倍に増えたバス停管理業務の軽減を目指す

全国初!路線全てのバス停をスマートバス停へ!3月21日より北九州空港エアポートバス2路線で運用開始

2021年03月18日


西鉄バス北九州株式会社(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:安田 堅太郎、以下、西鉄バス北九州)は、西鉄エム・テック株式会社(本社:福岡市中央区  代表取締役社長:前川 義広、以下、西鉄エム・テック)と株式会社 YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:遠藤 直人、以下、YE DIGITAL)が提供するスマートバス停を、北九州空港エアポートバス2路線(小倉系統、折尾・黒崎・学研都市系統)の全バス停に導入し、3/21より運用を開始します。バス路線における起点から終点まで全てのバス停でスマートバス停を運用するのは全国で初めてとなります。

スマートバス停とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図を表示することに加えて、その他の告知文や広告などを遠隔で更新、表示できるバス停です。豊富な情報配信が可能なモデルや、情報量を絞ることで消費電力を抑えてソーラーパネルを使用したエコモデル、乾電池駆動により様々な気象条件下でも電源供給なしで稼働できる楽々モデルなど、様々なタイプがあります。

西鉄バス北九州は2018年より西鉄エム・テック・YE DIGITALが提供するスマートバス停を運用しており、これまでの検証を通し、バス停管理業務の軽減効果とお客さまの高い利便性(見やすい画面や豊富でタイムリーな情報発信)を確認しております。

今回導入する北九州空港エアポートバス2路線は、航空機の運航時刻に合わせてダイヤの見直しを行っており、その都度従業員が各バス停において新しい時刻表の張替え作業を行っております。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、航空機の運航時刻は頻繁に変更されており、2020年度の作業量は従来の約10倍になっています。今回の導入により、バス停管理業務の大幅な効率化につながります。また設置にあたっては、既存のバス停とは別に、新たに北九州空港エアポートバス専用のバス停(時刻表)を導入します。他路線とバス停を区別することで、より分かりやすいバス停環境を整えます。

西鉄バス北九州は、お客さまの利便性向上およびバス停管理業務の効率化を目指し、更なるスマートバス停の導入を検討してまいります。西鉄エム・テックおよびYE DIGITALは、より活気あふれる街づくりに向け、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と、スマートバス停の導入事例を積み重ねることで、お客様利便性の拡充と公共交通ネットワークの発展に貢献してまいります。
 

導入内容(今回スマートバス停を導入する路線とバス停数)

設置バス21箇所 ※空港向きバス停のみ設置

  • 小倉-北九州空港線(バス停:9箇所)※「小倉駅」、「砂津」には導入済
  • 折尾・黒崎・学研都市-北九州空港線(バス停:12箇所)

 


※朽網-北九州空港線は設置の対象外となります。

 

今回導入されるスマートバス停

今回導入されるスマートバス停は電源やネットワークの配線が不要で設置が容易な楽々モデルです。こちらのモデルを採用することで、工期を短縮することができます。
また設置にあたっては、既存のバス停とは別に、新たに北九州空港エアポートバス専用のバス停(時刻表)を導入します。他路線とバス停を区別することで、より分かりやすいバス停環境を整えます。
 

■ 楽々モデル(Type-D:電子ペーパー採用スマートバス停)

  • 乾電池駆動により、様々な気象条件下(日の当たらないバス停含む)でも電源供給不要で、スマート化を実現。
  • 13.3 インチ電子ペーパー採用により省エネと視認性の両立を実現。
  • 既存ポールや壁面に専用金具で取り付けるのみで、大がかりな取り付け工事は不要(作業時間約 30 分)。
  • 視野角がほぼ180度と広く、目に優しいだけでなく、屋外の明るい環境での視認性にも優れている。