複数事業者の時刻表や接近情報を統合し、スマートバス停にわかりやすく表示
スマートバス停、岡山市の「公共交通デジタルサイネージシステム」構築・運用保守業務を受託
2025年08月07日

株式会社YE DIGITAL(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:玉井裕治、以下 YEデジタル)は、岡山県岡山市が公示した一般競争入札案件「公共交通デジタルサイネージシステム構築・運用保守業務委託」(契約番号:2025011611-00)において、落札者として選定されました。
業務概要
本業務は、公共交通の利用者に対してわかりやすい交通情報を提供するため、GTFSデータを活用し、 時刻表やバス接近情報をリアルタイムで表示するスマートバス停を整備するための、公共交通デジタルサイネージシステムを構築することを目的としています。

交通案内所内、掲示イメージ
受託内容
- 統合接近情報システムの構築・提供
- スマートバス停クラウドの提供
- GTFSデータ整備支援
- システムおよびハード(スマートバス停)保守管理
契約期間
- 令和7年度に準備を進め、令和8年4月1日から運用を開始、令和10年3月31日までの委託期間内に運用保守を実施する予定です。
岡山市の取り組み
岡山市では令和6年度から令和10年度までの5年間を「地域公共交通再生の重点実施期間」とし、利便性の高い公共交通サービスの提供に向け、岡山市地域公共交通利便増進実施計画をすすめており、本業務と並行して、これから令和9年度末までに、市内各所でスマートバス停の設置をすすめる予定です。
これにより、スマートバス停設置場所で公共交通情報をまとめて発信し、スマートフォンからも統合接近情報を確認できるようになり、利用者の利便性向上と事業者の現地作業省力化を図ります。
YEデジタルの取り組み
YEデジタルは、北九州市・熊本市でのスマートバス停事業の知見を活かし、岡山市においても市民の移動体験の向上と公共交通の利用促進を目指します。地域ニーズに即したスマート交通インフラの整備を進め、持続可能な都市づくりに貢献してまいります。
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