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板橋区と国際興業が共同で高島平駅バス停にて運用開始

東京都内初!「スマートバス停」を活用した「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」の環境づくり

2023年12月20日

株式会社YE DIGITAL(※1、以下 YEデジタル)が提供する「スマートバス停」を、東京都板橋区と国際興業株式会社(※2、以下 国際興業)が導入し、同区北部に位置する高島平地域の中心となる高島平駅バス停2番のりばにおいて、2023年12月13日に設置いたしました。本件が、「スマートバス停」の東京都内への初めての導入になります。

板橋区が取り組む「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」

東京都は、2021年3月に策定した「『未来の東京』戦略」で核に据えた「子供、長寿、居場所」において、区市町村と連携して推進し、子供が笑顔で子育てが楽しいと思える社会、誰もが心豊かに自分らしく暮らせる長寿社会、誰もが求める居場所につながることができる社会の実現を目指しています。
その中で板橋区は「長寿」にフォーカスを当て、「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」に取り組んでいます。

同区は、今後ますます進展するデジタル化の波に高齢者が取り残されないよう、実際に体験することでデジタル化への抵抗感をなくすことが重要と考え、デジタルを使いこなす元気な高齢者を育成するために、地域拠点でのデジタル体験環境を整備しています。今回、この取り組みの一環として、地域のバス運行事業者である国際興業と連携して、「スマートバス停」を導入いただきました。

「スマートバス停」を活用することでデジタル社会の実装を体感

今回、「スマートバス停」を設置する高島平駅バス停は、板橋区北部に位置し地域でも中心となる東京都交通局(都営三田線)高島平駅の駅前のバス停です。
都営三田線と国際興業が運営する路線バスの交通結節点となっており、中でも2番のりばは4方面行きのバスが運行しているため、多くの地域住民が利用しています。

「スマートバス停」は、時刻表やバス運行情報に加え、お知らせをまとめて確認することができるため、行政情報やイベント案内など、さまざまな情報を発信することで、外出のきっかけづくりへの活用が可能となります。

YEデジタルは「スマートバス停」を活用することで高齢者をはじめ、誰もが身近にデジタル社会の実装を体感でき、公共交通での移動の利便性向上や地域の魅力再発見などを通して、豊かな「まちづくり」の実現に貢献してまいります。

高島平駅バス停2番のりば
「スマートバス停」

※1 株式会社YE DIGITAL:本社 北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治
※2 国際興業株式会社:本社 東京都中央区 代表取締役社長:南正人