大林組様ビルマネジメントシステム「WellnessBOX®」開発において、建築設備の最適制御を担当
YE DIGITAL、電気設備学会賞 優秀開発賞を受賞
2019年06月07日
株式会社YE DIGITAL(北九州市八幡西区、代表取締役社長:遠藤 直人 以下、YE DIGITAL)はこの度、当社が建築設備の最適制御を担当した株式会社大林組(東京都港区、代表取締役社長:蓮輪 賢治 以下、大林組)の「IoT・AIとBIM※を活用したスマートビルマネジメントシステム」において、第30回電気設備学会賞優秀開発賞を受賞いたしました。
※Building Information Modeling
【2019年7月23日追記】本受賞内容が「電気設備学会誌」(2019年7月号)に掲載されました。
◆受賞内容
・賞 :第30回電気設備学会賞 技術部門 優秀開発賞・業績の対象:IoT・AIとBIMを活用したスマートビルマネジメントシステム
計画・開発 | 株式会社大林組 |
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制作・開発(WellnessBOX®) | マルティスープ株式会社 |
制作・開発(WellnessBOX®) | 株式会社YE DIGITAL(旧 安川情報システム株式会社) |
制作・開発(WellnessBOX®) | セイコーソリューションズ株式会社 |
計画・開発 | 株式会社オーク情報システム |
監修(BIMWill®) | 国立大学法人熊本大学 大西研究室 |
開発(BIMWill®) | 大林新星和不動産株式会社 |
開発(BIMWill®) | オーク設備工業株式会社 |
開発(BIMWill®) | 大林ファシリティーズ株式会社 |
◆「WellnessBOX®」ネットワーク構成とデータの流れ(概念図)

出典:第30回電気設備学会賞 技術部門・開発賞 審査資料「IoT・AIとBIMを活用したスマートビルマネジメントシステム」
今回当社が開発に参加した大林組の「WellnessBOX®」は、建築設備に標準整備されているセンサなどから取得したさまざまなデータをクラウドに蓄積し、その利用状況や環境情報を見える化するほか、Webブラウザから建物利用者が室温や部屋の明るさに関する要望を申告(温冷感申告)することで、付加価値の高いサービスを提供する、ビルマネジメントシステムです。また、さまざまな省エネルギー制御と組み合わせることで、今まで相反すると考えられてきた建物利用者のウェルネス(健康・快適性)の向上と省エネの両立を実現しました。
このさまざまな要求事項が含まれる建築設備の制御について、当社はこれまで培ってきた制御技術を生かし、短納期で実現をいたしました。
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※「BIMWill」は、株式会社大林組の登録商標または商標です。