トップメッセージ


代表取締役社長 玉井 裕治

株主のみなさまには、平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

さて、当第2 四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境が改善するなかで、景気は緩やかに回復してきておりますが、世界的な金融引締めによる影響や中国経済の先行き懸念、地政学リスクの長期化による物価上昇など依然として先行き不透明な状況が続いております。
 情報サービス業界では、デジタル社会が急速に進展しており、多くの企業の業務で用いられている既存ITシステムの老朽化等の問題(「2025 年の崖」の問題)、脱炭素社会の実現や高齢化と労働力不足といった社会的な問題などの喫緊の課題への対応が求められ、DX 化やIoT 化などのデジタル関連投資が加速・増加しております。

そのような中、当社グループは中期経営計画(2022-2024)の2 年目として、ビジネスソリューション事業では、現行の大規模プロジェクトのQCD 管理の徹底により計画どおりの完遂を目指すとともに、戦略的パートナーとの協業により「2025 年の崖」の問題を見据えた企業への本格的なDX 実現の推進・支援の展開による新規顧客・案件の獲得、サービスビジネスとの連携強化によってDX 運用サービスを構築するなど、事業拡大に努めております。

また、IoTソリューション事業では、需要旺盛な物流DX 分野において、既受注の大型案件に続くプライム案件獲得の推進、畜産DX 分野において、政府や自治体の支援や補助の後押しによる顧客需要拡大、スマートシティ分野においては合弁会社「マチディア株式会社」を8 月に設立し、スマートバス停の販売強化などにより事業拡大を図っております。

当第2 四半期連結累計期間の業績は、売上高は97億49百万円(対前年同四半期比37.6%増)となりました。利益面では、営業利益7 億15 百万円(同411.8%増)、経常利益7 億67 百万円(同691.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4 億73 百万円(同55.5%増)となりました。

当社グループは、中期経営計画「お客様に選ばれるNo.1 企業へ」の目標達成を確実なものとしていくため、更なる挑戦によって事業成長を加速し大きな飛躍を目指して取り組んでまいります。

株主のみなさまにおかれましては、今後ともなお一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長

玉井 裕治
代表取締役社長インタビュー「玉井裕治が描く YEデジタルの未来」 代表取締役社長インタビュー「玉井裕治が描く YEデジタルの未来」

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(2024年2月期第3四半期)

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