北九州ベンチャー日記 Vol.3

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皆様、お久しぶりです こんにちは!

本サイトにて、不定期で連載をさせていただいております、株式会社ATOMicaの嶋田と申します。

これまでの執筆記事は以下の通りです!

北九州ベンチャー日記Vol.1
北九州ベンチャー日記Vol.2

今回は、九州工業大学様のキャンパス内に生まれた新たな産学官連携推進の拠点、GYMLABO(ジムラボ)についてご紹介いたします!

GYMLABOとは、一体どんなもの?

九工大戸畑キャンパス内に位置する旧体育館を大規模にリノベーションし、2022年5月26日にオープンした大型のオープンイノベーション施設です。

コワーキングスペースは勿論、一般企業の方々のご入居が可能なシェアオフィスまで様々な設備を兼ね揃えています。

懐かしい体育館の雰囲気と、最先端の機器やデザインが融合していて、とても面白い空間になっています。

この規模のコワーキングスペースは全国を見渡しても中々ないのではないでしょうか。

■設備概要(総面積:1,892㎡)

・常時60名が利用出来る開放的なコワーキングエリア(イベント開催時は200名以上収容可能)

・企業向けシェアオフィス(3室)

・セミナールーム(45名用1室、30名用 1室)

・カンファレンスルーム(6室)

・WEB会議ブース(3室)

・その他展示スペース、カフェスペースなど

どんな背景や目的で、九工大様はGYMLABOを設立したの?

設立の背景や、「イノベーションコモンズ構想」について、九工大様のプレスリリースから引用する形でご紹介いたします。

実は、弊社が運営面で参画いたしておりまして、その旨もご紹介いただいております。

●背景

九州工業大学ではこれまで教育研究や産学官連携において一定の成果をあげておりますが、それらを活性化させ、もう一段上のレベルに引き上げるためには、学内で生み出された人材・技術・設備の有機的な接続や学内に多様なステークホルダーが交わる拠点を形成することが必要と考えていました。そこで、休眠状態であった体育館の利活用計画と結合し、知と技術の集積地である九州工業大学を起点に産学官一体となったオープンイノベーションを実現する施設を計画しました。

●イノベーションコモンズ構想

九州工業大学は、これまで未来思考キャンパス構想を掲げ、未来を思考・創造できるキャンパスの整備に取り組んできました。これを発展させる形で、キャンパス内にある人材・技術・設備を有機的に接続し、ソフト(運用)とハード(空間)が一体となりあらゆる分野、あらゆる場面で、あらゆるプレーヤーがともに創造活動を展開(共創)できる「イノベーションコモンズ」の実現を目指しています。GYMLABOはこのハブ機能を担うことを目的に整備されました。

●GYMLABO

創立110周年記念事業として2019年度から計画がスタートした体育館再生プロジェクトは、戸畑キャンパスにおいて2014年の新設に伴い、長期間にわたり休眠していた体育館をGYMLABOとして再生する為に、大胆なリノベーションを施し2022年3月に竣工を迎えました。GYMLABOでは、①インスピレーションの交わり、②関わりの交わり、③共創ごとの交わりの3ステップによる、学内で生み出された人材・技術・設備、そして多様なステークホルダーとの有機的な交わりの形成拠点として機能させていきます。この場を最大限利活用することで、本学の教育研究の高度化・多様化・国際化・地域や産業界との連携協力の推進を目指します。 GYMLABO URL:https://www.gymlabo.kyutech.jp/

●イノベーション(共創)パートナー

GYMLABOの運用は、ソーシャルコワーキングスタートアップのATOMica(アトミカ)社と連携し、コミュニティの活性を行なっていきます。GYMLABO内にコミュニティスタッフを派遣し、利用者間の交流を促すと共に、入退館を管理するアプリを通じて利用者との対話ログをデータベース上に記録することでリアルでもオンライン上でも繋がれる気持ちのいい利用体験を実現します。九州工業大学の持つ学内資産(学生、教員などの人材はもとより、産業界や海外機関との多様な連携など)と、ATOMica社の持つソーシャルコワーキング事業を融合させ、交わりの形成拠点を目指します。

リリース全文はこちらから

実際にどんな使われ方をしているの?

オープニングセレモニーを2022年5月26日(木)に開催いたしまして、それ以降、学生様は勿論、地域市民の皆様や県外企業の方々など、多種多様な方々にご利用いただいています。

毎日毎日物凄い数の学生さんが活用をしてくださっており、開所から2ヶ月経った7月末には、利用者数があっという間に1万人を越えてしまいました!

実際に活用してくださっている学生さんのインタビューも実施しましたので、ぜひ御覧ください。

私も何度も施設に足を運んでいるのですが、毎回施設内の熱気に驚かされています。

GYMLABOをきっかけに、更に北九州を面白く!

GYMLABOは『交わりの形成拠点』を目指しておりますので、少しでも利用や交流にご興味がある他大学様や会社様はぜひお気軽にご連絡ください。

既に学生様の利用だけでなく、学外イベントの開催や、街中のコワーキングスペースとの連携イベントなど、コミュニティを混ぜ合わせる様々な取り組みが進んでいます。

以上、ATOMicaの嶋田でした。

残暑がまだまだ続きますが、皆様ご体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください!


この記事の執筆者

嶋田 瑞生 Mizuki SHIMADA

株式会社ATOMica 代表取締役CCO

株式会社ATOMica 公式サイト

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