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営業所から遠方にある高速道路などのバス停で活用できるか、千葉県市川市にて8月より確認

京成バス、「スマートバス停」導入をめざして実用性を検証開始

2023年08月03日

株式会社YE DIGITAL(※1、以下 YEデジタル)が提供する「スマートバス停」は、この度、京成バス株式会社(※2、以下 京成バス)がめざすバス営業所から遠方にある高速道路などへのスマートバス停導入に向けた実用性の検証を、同社が運営管理するバス停にて、2023年8月より開始いたします。

本検証では、実用性を確認しやすいよう、京成バスの営業所から近く、また比較的バス利用者の多い、本八幡駅1番のりばに「スマートバス停」を設置し、検証を進めてまいります。

※1 株式会社YE DIGITAL:本社 北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治
※2 京成バス株式会社:本社 千葉県市川市 代表取締役社長:齋藤隆

本検証を行う最終的な目的

営業所から離れた場所にあるバス停に導入し、最新情報を遠隔で配信することで、バス事業者の負荷を削減すること

本検証に至った背景

京成バスは、路線バスだけでなく高速バスも運行しています。昨今では、コロナの影響で減少していた高速バスの利用者が徐々に回復していることから、バスの復便を実施しており、営業所から離れた高速バス停留所の時刻表張り替え作業が度々発生しています。また、台風や大雪等でバスを運休する場合、片道約1時間かけて運休のお知らせを貼りに行くこともあり、バス営業所から遠方にあるバス停の運営管理に苦労されています。

このような背景の中、今回、最終的な目的に向け、「スマートバス停」の実用性を検証することとなりました。

 

検証内容

京成バスが実用性を確認しやすい場所に「スマートバス停」を設置し、検証を行います。

  • 利用者にとって視認性の高いバス停を実現できているか
  • 時刻表や臨時のお知らせを、随時、確実に表示できるか

京成バスからの期待の声

今回の実証実験でスマートバス停の実用性を確かめ、今後、営業所から離れている場所からの導入を検討していきたいです。

スマートバス停表示画面

 

本八幡駅1番のりばにおける「スマートバス停」の検証概要

■ 期間

2023年8月上旬~約3カ月間

 

■ 設置場所

本八幡駅1番のりば(千葉県市川市八幡2丁目16):スマートバス停<楽々モデル Type-D> 2基

設置場所イメージ

 

実機イメージ

 

本検証では、既存のバス停は残したまま、後方にスマートバス停を設置し、実用性を検証いたします。
また今回は、1つのポールにType-Dのサイネージを2つ、上下に設置し、計7方面行きのバスの時刻表を表示します

 

■ 設置する「スマートバス停」<楽々モデル Type-D>

デジタルサイネージにバスの時刻表はもちろん、その他お知らせなどをリアルタイムに表示できるバス停です。

【特徴】

  • 乾電池駆動により、電源供給ができない場所にも設置可能で、スマート化を実現
  • 13.3インチ電子ペーパー採用により省エネと視認性の両立を実現。
  • 既存ポールや壁面に専用金具で取り付けるのみで、大がかりな取り付け工事は不要。(作業時間約30分)