広告収入等で福岡アイランドシティにおけるラストワンマイルの移動手段を維持
YEデジタルのモビリティサイネージ、AI活用型オンデマンドバス「のるーと」に採用
2023年07月04日
株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治 以下、YEデジタル)が提供する「スマートバス停」のノウハウを活用した「モビリティサイネージ」が、2023年6月末に、福岡アイランドシティで実証運行しているAI活用型オンデマンドバス「のるーと」に採用されました。
人口が年々増加している福岡アイランドシティでは、既存の公共交通だけでは網羅しきれない、一人ひとりの移動ニーズに対応するため、ネクスト・モビリティ株式会社(※1)が展開する「のるーと」を実証運行しています。
今回、「のるーと」に「モビリティサイネージ」が採用され、車内から広告や便利なユースケースなどを発信します。
※1 ネクスト・モビリティ株式会社:本社 福岡市博多区 代表取締役社長 兼 COO:日髙 悟
<モビリティサイネージ搭載の目的>
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「のるーと」の利用を促進
便利なユースケース(子供のお迎え・電車と乗り継ぎ利用など)や機能(予約・乗車の詳細など)を発信し、利用者に知ってもらうことで、「のるーと」の利用を促進 -
協賛企業の広告を発信
広告発信にともなう広告費で「のるーと」の運営費を賄い、「のるーと」の運営を維持⇒「のるーと」の活用で円滑な移動を可能にし、人々の移動自由度をあげることで、まちの活性化にも寄与
今回の「モビリティサイネ―ジ」の採用は、壱岐南で運行する「のるーと」に続き、2カ所目となります。YEデジタルは今後とも、オンデマンドバスを含めた様々な公共交通との連携を拡大していくことで、より活気あふれる「まちづくり」に貢献してまいります。
「モビリティサイネージ」とは
「スマートバス停」で得たノウハウを活用し、商業施設やオフィスビル、病院の待合室など、停留所以外の場所でも広告やお知らせ、交通情報(最寄り駅・バス停の時刻表や運行情報)などのデジタルコンテンツを配信する「MMvision」を搭載したもので、設置場所に合わせたコンテンツ配信が可能です。
今回採用された「モビリティサイネージ」からは、広告や「のるーと」に関するお知らせを発信します。
今回採用された「モビリティサイネージ」からは、広告や「のるーと」に関するお知らせを発信します。
「スマートバス停」とは
クラウドからコンテンツを配信することで、デジタルサイネージにバスの運行時刻表はもちろん、観光情報や広告、お知らせなどをリアルタイムに表示できるバス停のことで、お客様の利便性向上にも寄与する機能を備えています。また、遠隔で操作できることから時刻表等の張り替え作業が不要となるため、働き方改革にも効果が期待されます。
「のるーと」とは
AIを活用したオンデマンドバスで、利用客のリクエストに応じて適宜ルートを設定しながら運行する乗り合い型の交通サービスです。福岡での運行をはじめとし、現在は全国への展開を進めています。