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設置環境に合わせ液晶部の高さや角度調整を可能とし、視認性などの実用性を検証

ソーラーパネル分離型の「スマートバス停」、フィールド試験を開始!

2023年06月02日

株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治、以下、YEデジタル)はこの度、自社が開発・提供する「スマートバス停Type-C(ソーラーパネル分離型)」のフィールド試験を2023年6月1日より開始いたしました。

スマートバス停Type-C(ソーラーパネル分離型)とは

スマートバス停Type-Cは反射型LCD(液晶)を採用。
太陽光パネルと蓄電池を搭載することで商用電源を不要とします。
また反射型LCD(液晶)を採用することで、外光の反射によって画面を表示し、バックライトを使用する透過型LCDと比べ電気使用量を低減することができる点を 特徴とします。

今回実用性を検証するType-C(ソーラーパネル分離型)では、従来ソーラーパネルと液晶が1本のポールにつながっていたところを、液晶の特徴をより生かせるよう、 ソーラー部と液晶部を分離。設置環境に合わせて液晶部の高さや角度の調整を可能にすることで、視認性向上が期待できます。

スマートバス停Type-C
(ソーラーパネル分離型)

本フィールド試験では、国立大学法人九州工業大学(本部: 北九州市戸畑区 学長:三谷康範、以下、九州工業大学)飯塚キャンパス内のバス停に設置し、液晶部の視認性など実用性を検証いたします。

今回「スマートバス停」では、スクールバスの時刻表に加え、福岡市天神と大学を繋ぐため飯塚キャンパス内バス停に乗り入れしている、西日本鉄道が運営する西鉄特急バスの時刻表も発信します。このように、スクールバスと西鉄特急バスの情報を統合することで、今後、様々な交通ネットワークを統合した官民連携による、地域公共交通の「リ・デザイン」の促進につながることを期待しております。

スマートバス停とは

デジタルサイネージや電子ペーパーにバスの運行時刻表はもちろん、その他お知らせなどをリアルタイムに表示できるバス停のことです。また、遠隔で操作できることから時刻表等の張り替え作業が不要となるため、働き方改革にも効果が期待されます。さらに設置環境やニーズに応じ、Type-A~Type-Dまで4機種のラインアップをご準備しております。

YEデジタルは、「スマートバス停」があらゆる設置場所でも柔軟に対応できるよう、今後も改善を重ねて参ります。