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業界初!建設機械用アタッチメント向けAI故障予知・稼働監視システム、運用段階へ

IoTコンサル・実機検証を経て、実現が難しかった油圧ブレーカの稼働監視を実現

2017年6月28日

IoTによるビジネス変革を推進している安川情報システム株式会社(本社:北九州市八幡西区、代表取締役社長:諸星 俊男)は、空圧・油圧機械販売メーカである東空販売株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:永富 士工)に対し、2016年からIoT技術に関する共同開発を実施していました。その結果、この度、建設機械業界初(※)の建設機械用油圧アタッチメント向けAI故障予知・稼働監視システムとなる、IoT油圧ブレーカシステム「TO-MS」の開発の試作段階が完了し、今月より実稼動テスト段階に入りました。

建設現場において、建設機械そのものは稼働時間が判りますが、油圧ブレーカ等のアタッチメントの稼働時間は不明であるため、製品が壊れるまで使用することが慣例であり、そのため製品故障により施工全体の遅延に直結していました。東空販売ではこのアタッチメントの稼働監視の検証を独自で進めるべく、課題である(1)センサデータ分析アルゴリズムを含めたエッジデバイスの開発と、(2)高衝撃下に耐えうる実稼働時間を読み取るセンサデバイスの開発を昨年5月、当社にご相談いただきました。当社は、IoTセンサデバイスメーカである株式会社スカイディスク(代表取締役CEO:橋本 司)と協業し、衝撃に耐えうるセンサを用いた稼働監視を実現。さらに、アタッチメントの実稼動時間のみならず、当社のAIエンジンを用いた故障予知を行うことで、被災地の復旧や東京五輪の開催などにより、需要が高まっている油圧ブレーカを、常に最適な状態で稼働させることを可能としました。本システム開発を通じ、東空販売と当社は、アタッチメント監視システムについての特許を取得しました。今後東空販売では、本システムを用いて建設機械に搭載した稼動モニタリングを実施する予定です。

当社はこのように、保有するIoTソリューション群や、IoTや製造業、機器に関する知見・ノウハウを活用することで、お客様だけでは解決できない課題の解決にむけた支援を進めてまいります。

今回のIoT油圧ブレーカシステム「TO-MS」の運用開始にあたり、東空販売より以下のエンドースメントをいただきました。


■東空販売株式会社からのエンドースメント

「安川情報システムの細やかなIoTコンサルティングにより長年の課題に解決の目処がたった。また同社は、共同開発のスタイルを取る事で、机上コンサルティングに終わらず、プロトタイプ製作と実用テストまで踏みこんで仮説検証してくれるので、実用化までの時間を大きく短縮できると期待している。今後はこの「TO-MS」システムを建設機械メーカー各社に提供することで、アタッチメントの稼働率を上げると共に修理費の低減を図り、ユーザのトータルライフコストを低減することで、日本の建設業界の発展に貢献していきたい。」

東空販売株式会社  専務執行役  営業本部長  柘植 一慶 様

※当社調べ

IoT油圧ブレーカシステム「TO-MS」システム概要図

実機による結合テストの様子(株式会社スカイディスク提供)



関連リンク

IoT/M2Mソリューション:導入事例 東空販売株式会社【IoTコンサル/AIによる故障予知事例】



本発表に関するお問い合わせ

安川情報システム株式会社  マーケティング本部  マーケティング企画部
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